トレイルランニングのあるライフスタイルを提案するブランドMMAの代表作のひとつと言えるアイテムに Denim Run Pants があります。パフォーマンスウェアの素材を用いながら、そこに色落ちしたビンテージジーンズの画像データを昇華転写プリントするという目からウロコの手法で作られていて、どう見たって古着のジーンズをカットオフしたものにしか見えないのに、実は軽量なランニングパンツなのです。吸汗性・速乾性といった機能もちゃんと備えています。
このMMAの必殺技を用いた、新しいアイテムが登場します。MMA Military 7pocket Run Pants(Herringbone)です。
こちらはビンテージの軍パン(ミリタリーパンツ)をサンプリングしています。これもやはり、軍パンの古着でよく見かけるコットンかコットンと化繊の混紡にしか見えませんが、実際にはポリエステル100%。ちゃんと古着らしいアタリ(すじ状の色落ち)も出ています。
スタイルは、ショートパンツでありながら7つのポケットを備えているMMA定番のもの。これなら、街着としてみてもスタイリッシュな上に、ランニングで使えばかなりかっこいいと思います。それに、これだけポケットが充実していれば、携行品をぜんぶ収められそうです。
音楽の世界でのレアグルーヴのサンプリングがそうだったように、MMAはここで、往年のスタイルやフレームを援用することで、むしろ効果的に現在進行形の表現を行っているのだと思います。しかもそれを機能性ウェアの世界でやっているところが面白いところです。サンプリングと書くとラクしてるように誤解されるかもしれませんが、製作・縫製は相当に手間のかかるもののようです。MMA のディレクター 渋井勇一 さんのブログエントリーでその一端が垣間見えます。
MMA Military 7pocket Run Pantsは10月のリリース予定で、Herringbone 以外に Camo と Tiger Camo がラインナップしています。
ちなみに、2015年秋冬シーズンの MMA は FIGHT WITH MYSELF というテーマでミリタリーにフォーカスしているとのこと。アクティブウェアのブランドで、文化面からのテーマを設けるというのも、ちょっと珍しいかも知れません。
また、前述の Denim Run Pants は、2015年秋冬シーズンも継続するとのこと。60年代のビンテージデニムからデータを作った Denim Run Pants 60シリーズと、70年代のビンテージデニムを元にしている Denim Run Pants 70シリーズがあって、それぞれにメンズ 3inch丈、メンズ 5inch丈、ウィメンズの3モデルがあります。これらはすっかり大定番になった感があります。
- 製品名1
- Military 7pocket Run Pants
- 価格1
- ¥15,984(税込)
- 製品名2
- Denim Run Pants 70 3inch
- 価格2
- ¥14,904(税込)
- 製品名3
- Denim Run Pants 70 REG
- 価格3
- ¥14,904 (税込)
- 製品名4
- Women’s Denim Run Shorts 70
- 価格4
- ¥13,824(税込)
- メーカー
- MMA